大上院勝のブログ
先祖のカルマの因縁を清める – 逆縁に嫁いだ私の体験 – part.Ⅱ
2020年も12月となりました。
みなさんに私の体験をお話しできることがとても嬉しく、筆というか指が進みます。
前回は大上院先生や道子先生の所に導かれるまでのお話しでした。
今回は先生方との出会いにより私や家族の人生が大きく変化していったプロセスや現在に至るまでをお話しをしていきますね。

当時、長年通院していた治療院の先生方が、私の体調が戻らない、いえ、ますます悪くなる姿を見て、『霊障による体調不良の原因を読み解いてもらいませんか?』という後押しをくださいました。
その言葉に直感的にピンときました。
なぜなら、心も体も八方塞がりの状況に置かれていたからです。私は迷いもなく藁をも掴む気持ちで大上院先生と道子先生に会いに行く決意をしました。
しかし、予定は組んだものの、
一度目は大雪、二度目は義母の実母が亡くなり、急遽キャンセルしなくてはなりませんでした。

三度目の正直でようやく御神言と儀の約束の朝を迎えました。
殆ど眠れなかった私でしたが、ようやく朝方うとうと浅い眠りに入った時、夢を見ました。
本当なのか夢なのかわからない位リアルな夢です。
夢の中で、私はトイレに行きたくて行くも、ドアが開かなくなり出られなくなりました。儀を控え、約束の時間に間に合わなくなるのは困るので、必死にドアを押して開けようとしますが開きません。
少しだけ開いた扉の向こうから、細くて骨ばった腕がドアが開かないように押し返すのが見えて、そこで眠りから目が覚めたのです。
恐怖の感情で目覚めた私は、息も荒く肩が上下に触れる程でした。
『これは夢じゃない…』
私は反対勢力に邪魔されているのだと初めてそこで気づきました。
体もフラフラでしたが身仕度を整え、治療院までなんとか行き、治療院の先生方の車で東京の先生方のサロンへ連れて行って頂きました。
そこで、私は今まで知らなかった数々の因縁を知ることになります。

先祖の因縁を解き清めるのと同時に、土地も清めていく大切さを知ったのです。
最初にサロンに伺った時は、土地からの御霊たちの訴えが大きく、土地から先祖や生活している私達家族への大きな大きなカルマの影響があると教えて頂きました。
何かあるとは想像していたものの、事実は想像以上のもので、驚愕と共に襲ってきた恐れや不安が押し寄せました。
同時に理由がわかり安堵する私も存在したことも事実でした。
私の嫁いだ家系のご先祖様は、
戦国時代には半農半士として、戦があれば合戦に参戦していました。
ご先祖様は上からの命により言われるがまま仕事として、
農地や私達が住む土地に死亡した兵士や半死状態の兵士を埋めることをしたそうです。
埋もれし兵士の数は何千と言う数でした。
私達家族が住む土地は一千坪ありました。
そこに数えきれない数の兵士の死体が埋まっている。
そして埋める際には、兵士から甲冑や刀、金品等を搾取していました。
埋もれし兵士の御霊達は怨みの念を持ち続け、この地に住む私達家族を幸せにさせてなるものかと恨み続け『末代まで祟ってやる』と訴えている、と道子先生から御神言をいただいたのです。

土地の歴史からの大きな影響は、そこに住まう人びとに影響を及ぼし、健康被害、精神的病、事故、災いごとが起きると初めて知りました。
また、その恨みを受けることになった先祖の行為が大きなカルマとなると知ったのです。
叔父の自死や義父の交通事故、家庭不和、子供たちの病や私の原因不明の体調不良の原因がわかったのです。
このまま何もしなければ、家系を継承する者が病や自ら命を断つことになり、私の息子はそれをすでに関知している。と教えてもらいました。
小さい時から特に敏感で繊細な息子は、喘息発作を繰り返し、いじめや登校拒否などもあり、まさに息子を通してもお知らせをもらっていた渦中でしたので、先生のお話は納得する以外他ありませんでした。
家系の大元のご先祖様は江戸城にお勤めされていた方で、分家されてきた方でした。その家が途絶え、忘れられて感謝がない と、怒りと悲しみの思いも寄せられていました。
早々に先祖代々のカルマを清める必要があったのです。
すぐに土地と先祖のカルマを解き清める決意をし、儀を執り行っていただきました。

先生方からは、今回の人生の目的を果たすためのありがたいお言葉をいただきました。
●将来的には墓を一つにまとめ、土地が清められなければ、義妹家族に家に入ってもらうこと。
●私達家族四人は、財産・土地に執着をすることなく、真の愛で家族を築いてくこと。
●精神的に自立 独立して、夫婦が助け合い子供を守り大きく育てること。
●実家を出て独立するという経験をすること
●時間をかけて夫婦で、未来のこと、どの様な家族になりたいのか話し合うこと。
ここで言われる私の今回の人生の目的は、
「先祖のカルマ、土地の歴史とカルマを清めること」
「夫婦のカルマを成就すること」
土地のカルマ、先祖のカルマは必ず清まります。
しかしながら、儀が終わったら全てが完了するわけではなく、お祈りや塩盛りは継続しなければなりません。
カルマは、夫婦、子供たちへと継承されていきます。
ですから本来は必ず、子供たちに繋いでも良いまでやり遂げていくことが大切なのです。
ですが当時の私は、その継続が難しいほど体調的にも弱っていました。
そのため、「できる限り清め、もしも清まらないならば、放棄せよ」つまり、私自身がもし祈りを継続できないのであれば、執着せずに手放すように、
そして、
夫婦のカルマを成就するためには、独立して夫婦で助け合う経験をせよ、
と、カミさまからのお言葉をいただいたのです。

私達夫婦は前世でも夫婦でありました。
前世では子供に恵まれず里に帰されたとのことで、夫は前世からの記憶により今世では私と一生そいたげたいと願っていて、私に対して物凄い執着があることもわかりました。
前生で夫は子供ができなくても愛する妻と過ごしたかった。しかし、昔は後継を産まないと離縁もされたという時代でした。家が優先され、夫も家の決まりに逆らえなかったのです。
そして、源氏に味方した家系の私が平家が統治していた土地や、平家の末裔の家系に嫁いだことを教えて頂きました。言わば敵地に自ら赴いた訳ですが、それも前世で成し遂げれなかったカルマの解消の為だと知りました。
初めて夫に会った時のあの感覚は間違っていなかったことになります。

御神言と三六九の儀を受け、カルマを解き清め始めてから7年が経ち、今があります。
少しづつ起きていた不穏な出来事がなくなっていきました。
私の体調や子供たちの病も落ち着き、健やかに生活する毎日が訪れ始めました。
義父母の難病、義妹の病状も不思議な位今は落ち着いています。
自死した叔父のお墓も永代供養になりそうになるも、神様の応援を頂き、祖父母のお墓に入れてあげることが叶いました。
今現在は80歳を超える義父母も健康になり、未だに畑仕事にいそしめ、家族と笑顔で過ごす平和な毎日をおくれています。
素晴らしいことだと思います。
お金目当てに色々な理由づけをして家に出入りしていた親戚たちも年々家に寄り付かなくなってきました。
そして私は、家を出て自立の道を歩もうと決意するまでに心が定まり落ち着いたのです。夫は義父母との同居を選択して家に残りましたが、私と子供たち二人は四年半前から都内に近い場所で三人で暮らしています。
転居するまでに二年を要しましたが、夫や義父母から承諾を得た5日後には三人の新居を契約していました。現在、週末は夫が私達家族の家に泊まりに来て家族で過ごしています。
お陰様で義父母とも円満な関係性です。

今もなお祈りと行動の日々は継続中です。
ここ2年位は夫も共に、塩盛りやお祈り、カムナガラミチを唱えるようになりました。子供たちも自分ごととして自分に関係することを塩盛りをするようにもなりました。
初めのうちは怪訝そうに私のことを見ていた家族ですが、次第に色々なことが変化し、健やかに生活出来るようになり、家族の思いや行動も変化していきました。
夫とは未だに別居中ですが、肉体を超え、感情を超えた次元で見守り、夫や義父母を応援する私に成長させてもらいました。(こちらは私の個人のカルマでお話ししますね)
薄皮を剥ぐように物ごとが明るく軽やかになっていった7年間であり、毎日であり、毎瞬でした。
今は全てに感謝しています。
さらに深い土地のカルマについては次回、神奈川県や秦野市の土地のカルマも伏せてお話ししていきますね。
ご拝読ありがとうございます。
- 2020年12月10日
- カテゴリー : ブログ