スタッフブログ
結婚した私が体験した、婚家のカルマ② 〜カルマを解き清め、親子の愛が目覚め始める〜
大上院事務局スタッフのやすこです。
前回のブログでは、
結婚が決まってから、入籍前に婚家の家系のカルマを解いたことを書きました。
おかげさまで、結婚までの準備やご挨拶、引越などが順調に進み、
守っていただいていることに感謝しました。
こうして始まった新婚生活でしたが、
楽しい生活の一方で、さまざまなことが噴出してきました。
三六九の儀を執り行っていただき、解き清めた後は、
神様が、私や夫が成長のために向き合う課題を残してくださるからです。
それが、順番に出てきました。
その1つが、夫と義両親の親子関係のカルマです。
前回も書いたように、
私から見ると、夫と義両親は、親子関係がとても希薄でした。
特に義母とは、夫の小学校時代にあった出来事により、ほぼ絶縁状態でした。
夫がポツポツと話してくれた話を聞くと、私もしんどくなる内容でした。
義父は、仕事で帰宅が日を跨ぐことも多かったそうです。
また、単身赴任の時期も長かったため家族と過ごす時間が短かったのです。
そして、夫も義妹も中学校から全寮制の学校に通っていたこともあり、
さらに親子で過ごす時間が少なくなったのです。
ここには、社会的役割を重要視して生きていた一族であるというカルマ、
そして生き残るために子供を奉公や養子に出して生き延びてきたという、
家系のカルマの影響が大きく現れています。
ですので、親子の関係性が薄くても仕方ないのかもしれません。
とはいえ、私が何より気になっていたのが、義父の病状でした。
1年前に義父の病が分かった時、余命4ヶ月と知らされたのです。
その後、手術をして治療を続けてきました。
私は自分ができることとして、義父の三六九の儀を執り行っていただき、塩盛りを続けています。
今では1年以上命を繋ぐことができて
治療しつつも普通の生活を送ることができています。
神様にお守りいただいていることにとても感謝していますが、
いつ状況が変化するかはわかりません。
病気がわかってからは、夫は毎日のように義父と電話で話していますが、
会いにいこうとはしませんでした。
私は、「会いに行かないと絶対に後悔する」と感じていました。
大上院先生・道子先生からは、
私達は命はいつまであるかわからないこと、
いつでも「今が最後だと言う意識で生きることが大切」
と教わっています。
実際に、私は、仙台ー東京と離れて住む実家の家族とは、
もう会えないかもしれない、と言う覚悟のもと過ごしています。
特に新型コロナウィルスの流行によってそれが強まりましたし、
最近は地震などの災害も多く、本当にいつ何があるかわかりません。
夫には、日々伝えたいことは都度伝えるように心がけています。
特に「ありがとう」や「愛している」は、毎日伝えます。
いざという時に「言っておけばよかったー!」と後悔したくない、
ということも伝えています。
すると、夫も同じように伝えてくれるようになりました。
同じように、離れている義両親に対しても、
「今会わないと後悔するよ」
「私も義両親に会いたいから一緒にいこう」と声をかけていましたが、
夫は一向に会いに行こうとしなかったのです。
後で知りましたが、
私が義両親を嫌いになってしまうのではないか、と不安に感じていたようです。
魂の光スクール(現:魂の覚醒メソッド)で学びを深めた私は、
人は皆魂であることを知っています。
そして、皆が違った個性を持って生まれていることも知って、
相手と接することを学んでいるので、
そんな心配は全くないと伝えました。
さて、困ったな…。
どうしたら会いに行けるだろうか?と思っていた時、
義父の病状が1段階変わったことを知りました。
それを先生方にお話しした時、
道子先生が私にガツンと喝を入れてくれました。
「私だったら1人で行く、自分が後悔しないために。
旦那さんが行かなくても、やすこちゃんが後悔しないために1人でも行ったら?
会えるかどうかは神様に委ねて。」
はじめは「えぇっ?1人で行くのー!?」と驚いたのです。
婚家に1人で行くなんて、私には全くなかった発想で、
でも、このままでは夫はともかく、私自身が後悔することは目に見えていました。
そこで、1人で義両親に会いに行くことにしました。
断られたら困るので、事前連絡はせず、突撃訪問です!
ドキドキ緊張しましたが、神様に祈り、ウタヒを奏上しながら向かいました。
「ピンポーン!」とチャイムを鳴らしたら、
出てきてくれた義母に
「あら、どちら様?」
と聞かれた時には拍子抜けしてしまいましたが、逆に緊張が解けました(笑)
義両親は突撃訪問した私を温かく迎え入れてくれました。
昼食までご馳走になり、私は義両親と夫の小さい頃の話など
さまざまな話を伺うことができたのでした。
そして後日、突撃訪問したことを夫に話したら、とても動揺していましたが、
翌月から月1回ペースで一緒に義実家へ行く流れを作ることができました。
それでもはじめのうちは、
体調によって畑仕事を思うようにできない義両親を手伝いに行く、
という名目でした。
でも、今はどちらかというと畑はオマケで、義父と一緒に過ごすために行く、
そんな風に変わってきました。
はじめは、義実家に帰っても、どこかぎこちない空気が流れていましたが、
回を重ねるごとに和やかになってきたことを感じます。
義両親も、帰省を心待ちにしてくれています。
先日は、焼肉をしました。
薬の影響で食欲がない日もある義父ですが、
この日は、
「みんなと一緒だと食べられる。ありがとうね。」
と言ってモリモリ食べていました。
家族の力ってすごい!
場の力ってすごい!
実は、みんなで焼き肉をするなんて、以前は考えられなかったことなのです。
私は感動して涙が溢れそうでした。
大上院先生から、「家族の力=愛の力ですね」と言っていただき、
そうか~これが「愛」か~と、胸が熱くなりました。
義父の儀を行った時にいただいた御神言。
最近あまり意識していませんでしたが、
今回このブログを書きながら改めて読んで、涙が溢れてきました。
義父の病、というきっかけによって、
関係が希薄だった親子が、お互いを大切に想い、
愛に目覚め、愛に満たされ始めたことをはっきり感じたからです。
毎日連絡を取る、定期的に会いに行って共に時間を過ごすことを通して、
親子が、これまで離れて過ごしてきた時間を取り戻し始めているのです。
大上院先生が「仲良し時間」という表現をされていましたが、
体調が悪化してしまったら、やりたいこともできない、
話したいことも話せない状況になってきます。
なるべくだったら、元気に動ける時に、話せる時に、
一緒に過ごす時間を大切にしていくということが大切なのですね。
夫と義両親は、離れて過ごした時間が長かったゆえに、
お互い知らないことも多かったようです。
今は、それを改めて知る時間になり、
知ることによってまたお互いの距離が縮まっていく…
そんな時間を過ごせることに感謝します。

足元が不安定な義父に寄り添って歩く姿…愛ですね
カルマを解き清めるとは、単に三六九の儀を行う行為ではなく、
儀はほんの始まりであり、きっかけであるということを、心底実感します。
儀によって、大きな風穴を開けてもらい、
つっかえている大きな石を取り除いてもらい、
私たちのカルマを小さくして向き合いやすくしてもらう。
そして、いただいた御神示に沿って行動していくことによって、現実に変化が起きてくる。
この1年間を振り返ると、御神示の意味が染み込んできます。
1日、2日で起きた変化ではありません。
1年間の時が必要でしたが、これでも早い方かもしれません。
約40年の時を取り戻すのですから。。
私も一緒に愛を経験させてもらえることに感謝します。
というより、夫の家系の一員となった私は、経験する必要があったのですね。
これからも、お互いの愛が深まっていきますように。
<<結婚した私が体験した、婚家のカルマ① 〜当たり前にしている行動の中に、先祖代々のカルマが隠れていた〜
- 2022年09月3日