大上院勝のブログ
親子のカルマ~母と娘のカルマの解消~
こんにちは。美由紀です。
これから2回にわたり私の子供たちについてお話をさせて頂こうと思います。
私には、現在22歳の娘と17歳の息子がいます。
今回は娘が生まれてから現在に至るまでの娘や私の変化についてお話をしようと思います。
娘は赤ちゃんの時から敏感で、昼も夜もあまり寝ず、ぐずりも多く、抱いたりおぶったりどちらかと言うと手のかかる子でした。

赤ちゃんや子供たちは、霊の存在を見えている子が多く、見えていない子でも敏感にキャッチすることを知り、今では不思議でも何でもないのですが、当時の私は初めての子育てに心も時間も余裕がなく、何故この子は昼間も寝ないし夜も一時間おきに起きるのだろうと、正直悩んでいました。
結婚前、保育士として活躍してしていたのに、自分の理想通りに進まない子育てとなっていることに自分を許せなくて、自責の念を抱くこともありました。
まだ大上院先生方に出会う前でしたので、嫁ぎ先の土地や先祖の重いカルマの渦中にいた私は、先祖や土地の地縛霊などからの霊的影響も受けて精神的にも肉体的にも不安定でした。
そんな家庭環境の中で娘は育っていきました。
乳児から幼児にかけて腸が正常に動かなくなり、通院するも状態は良くなる兆しがなく、終いには、お風呂や寝ながら便が漏れてしまう病気になってしまったのです。

その状態に耐えられなくなった夫がある時、寝ていた娘の首を絞めようとした衝撃的な出来事が起こりました。
以前書いたブログで事柄について少し触れていますが、
それだけ私達夫婦と娘は、霊的な影響を受け、不健全な家庭の中にいたと言えます。
>>>先祖のカルマの因縁を清める – 逆縁に嫁いだ私の体験 – partⅠ
後に娘は、この体験を夢の中で再現することになります。
娘が高校生の時でした。「怖い夢を見た」と言って私に教えてくれました。
殺されそうになる夢で、「私を殺そうとした人は。。。」と言いかけて表情を曇らせました。
私はこの時相手が誰なのか察しました。
「大丈夫だから安心して言ってごらん」と私は娘に伝えました。
相手は父親である私の夫でした。
娘は寝ていても その出来事を記憶していたのだと、とても驚きました。

私は事実を話しても良い時期に来ていると判断し、娘に話しました。
夫が霊的な影響を受けていたこと。心に余裕がなく自暴自棄になっていたこと。
夫は娘のことを昔も今も変わらず愛していることを伝えました。
娘は静かに聞いていました。
そして受け入れていました。
その後も娘と夫の関係は変わらず、安心し、娘に心から感謝したことを覚えています。

エネルギーは全部伝わってしまう。
寝ていても子供達は親のエネルギーを感じ続けていることを、娘を通して知りました。
娘は幼少の頃、病気や事故により何度か死にかけています。
娘を通してカルマの存在を知らされていたのですね。
当時はカルマの存在を知らなかった私ですので、子供の苦しみは自分の苦しみのように感じ、度重なる災いに心乱れることもありました。
私の不安定さを娘がキャッチして、娘も不安になることの悪循環を繰り返していました。
娘が5歳になって弟が生まれました。

娘は大変喜びました。
可愛い妹が欲しいと願ってはいましたが、生まれたのは男の子。
新生児室にいた弟を見て「ママ、産んでくれてありがとう。弟が〇〇君で本当に嬉しいよ。」と言ってくれた娘です。
しかし喜びも束の間で、私は息子を産んでから大きく体調を崩し、息子のお世話と家事で背一杯になってしまい、娘と遊んであげたり関わる余裕が無くなってしまいました。
テレビの前に何時間も座って過ごしていた小さな娘の背中が、今でも目に焼き付いています。
娘は、
寂しかったと思います。
悲しかったと思います。
けれど小さな弟の横で横たわる私を見て、「ママを困らせたくない」と小さな小さな心で悩み苦しんでいたことでしょう。
娘とまだ歩き始めたばかりの息子を連れて、近所のヨガ教室を訪れた時のことです。
私に代わりいたずら盛りの息子の面倒を娘がみていた時、ヨガ講師が呟きました。
「小さいのにこんなに親に気を使って。。。」
その言葉に胸を抉られとても傷ついた私です。何故ならヨガ講師が言う通りだったからです。

「あなたは鬱よ。全部あなたが原因です。あなたには何も無い。だから鬱になったのよ。」と厳しく言われました。
鬱と言われたこと、私には何も無いと言われたことがとてもショックでした。
「私には何も無いんだ。。。」自分が抜け殻になっていく、そんな感覚でした。
私は私のことがもっともっと嫌いになっていきました。とても辛かったです。
憧れていた幸せな結婚生活や子育て。
私の理想とはかけ離れその自ら作った想像と現実のギャップで自分自身を苦しめていた私です。
悲しみを生きていた私の傍にいた娘の気持ちを思うと、思い出す度心が痛みました。
長い間、私は娘に寂しい思いをさせてしまったことを罪だと思い込み、背中に十字架を背負うように生きてきました。
さらに、
娘に家系のカルマの影響を受け背骨が側湾する奇形が現れました。
それがわかった時は先生方との出会いがあり、背骨には霊的影響だけでは無く、記憶や感情が残ると先生方に教えて頂きました。
その時、テレビを一人で何時間も見ていた小さな娘の背中を思い出して私は号泣しました。
「ごめんね、ごめんね、ママのせいだね」と。。。自分を責めていたからです。
娘の背骨のお清めと、手術はしないで整体的な治療をしながら自分の体を大切にしていくように、先生方にはご指導を頂きました。
しかし娘は 厳しい部活でダンスを続けていて、長い間身体を酷使する生活をしてきました。
まるで自分に向き合うのを避けるかの様に、スケジュールをいっぱいにして動いていました。

そんな娘を傍で見ていた私ですが、小さい頃に我慢させてしまった代わりに、娘の思うように生活させてあげたい一心で片目を瞑っていました。
今思えば、私が自分に向き合うことから逃げていたのです。
そんな時娘が大切な足を骨折します。
ダンサーとして踊りを生業にもしていた娘でしたが、日常の生活を送ることさえ大変になりました。
怪我をしたことで娘は否が応でも自分と向き合わざるおえなくなりました。
娘が怪我をしたことは娘の問題であり、足元を見なさい、もっと自分を大切にしなさいという神様からのメッセージでもあると、先生方にお言葉を頂きました。
そして、命や存在を大切にするように、親として、時には厳しく止めることも愛であると教えて頂きました。
私も娘と同様に自分に向き合い娘に寄り添う貴重な学びの時間になりました。
怪我がきっかけで娘は変わりました。
生活リズムを変え、無理をしないで自分を大切にする様になりました。今まで以上に自分を大切にするようになりました。
自らが進むべき道も見えてきました。

私も娘への罪の意識を手放し背中の十字架を下ろしました。そして、真実の愛で応援していくことを誓いました。
現在は新型コロナウィルスの影響で、娘の夢でもあるダンス留学は叶わずにいますが、希望を失わず「今ここ」に生きている娘です。
娘は、前世では敵から弟を守る際、背中を強打され背中を負傷し、背中と腰を痛めています。
そして前世でも私の子であり、親子代々巫女。生涯を捧げる巫女ではないが、舞い、祈る巫女を経験したと御神言を頂きました。
御神言を自身に響かせる度、娘の魂が語りかけてくるようです。
現実を受け入れ、希望を失わず自分に向き合い始めた娘です。
そんな娘を私は誇りに思います。
そして、子供たちの未来の応援をしていくためにも、先ずは私達 親が道標となれるよう、霊的成長をすることの大切さを痛感しています。
これからも家族みんなで一歩一歩歩いていきます。
今回もご拝読ありがとうございました。