大上院勝のブログ
生家の先祖のカルマを清めた美由紀の体験 ~今は亡き祖父との約束~ 続編
こんにちは、美由紀です。
前回に引き続きまして、私の生家のご先祖様のカルマを解き清めたお話をさせて頂きます。
前回のブログはこちら
私と妹夫婦との長い長い年月を経て続いた因縁。
その大本の原因となったのは、婿養子を迎え入れ、家系を途絶えさせない為に苗字と財を継がせる、という新たなカルマを作ってしまったことでした。
カルマの法則に準ずるなら、解消の為に自然に閉じる法則に気づき、ムコを取らずに私と妹は自由に生きていく道があったのです。

こうしてカルマの法則を知らずに、人のエゴでカルマの法則から離れてしまった私達家族。
カルマの存在を知らなかったがゆえに、悪いカルマの種を撒いてしまいました。
先生方から原因を聞いた直後の私は、正直混乱していました。
嫁ぎ先の土地やご先祖様の大きなカルマの渦の中にいた私でしたので、実家のカルマを受け入れる余裕が全くありませんでした。
結婚すると、相手方の父方、母方の先祖の代々のカルマの霊線に入ります。
生家の父方、母方と4家系。
そして婿養子の家系のご先祖様もあるので、6つの家系を清めるお役目があると知りました。
カルマの大きさというその事実に驚愕し、素直に受け止めるには難しい心境でした。
何故なら、前回少しだけお話しましたが、妹夫婦と私との関係や両親との関係に対して、私が負の感情を抱いていたからでした。
私や両親を悲しませた二人を許せなかった。
愛するなんてその当時の私には到底出来ることではありませんでした。
私のエゴが全力で抵抗していました。
そして逃げていた私です。
しかし、逃げれば逃げるほどカルマの雪玉は大きくなり、私を追いかけてきました。
その雪玉はいつしか私を潰すほどに大きくなり、身動きがとれなくなりました。
逃避するという私のエゴが招いた結果でした。
自分や他者を誤魔化そうとしても、カルマはメッセージとなり出来事となり私に訴えかけてきました。
そんな時、実母が体調を崩し鬱になります。

先生方にご相談し、母の個人のカルマを見て頂き、ご神言、三六九の儀をして頂きました。
それから母は生きていること、存在していることに感謝し、自ら祈ることや塩盛りをするようになりました。
母が新たな生き方をする様に変化したことで、真理の話や実家や妹夫婦について深く話すようになっていきました。
「もう後回しにするのは止めよう。。。」
そう決意し、母と二人で、婿養子の家系のご先祖様のカルマを清めたいと先生方にお願いしました。
先ずは父方のご先祖様のカルマを読み解いて頂きました。
ご神言によると、婿養子の家系は、
武家に仕えた武士であったが、徳川時代になりお役目御免となり、漁師や海運の役となり、先祖は無念でありそこに執着する先祖が影響していました。
また、平家の末裔の家系でもあり、源氏を助け当主が変わっても順応し戦わない私の家系とは、敵対するに近い存在であったのです。
婿養子は、先祖からの影響と前生の武士の役目を果たそうとしていました。
家人の役割や戦える様に姿勢を正す役目、守備を広げて館山の土地を守る役目でした。
「家系の戦いのカルマを清め荒ぶる先祖を清め、家族一人一人が平和となり互いに助け合える様にせよ」と神様からお言葉を頂きました。
そして儀を執り行って頂いたのです。
儀をして頂いた後、不思議にも妹の態度や言葉が優しくなっていきました。
私に連絡をしてくることも増えていきました。
婿養子にも変化が起こりました。
自ら両親に話しかけてきたり、家の手伝いをするようになり謙虚な姿勢が現れてきました。

一昨年前、南房総に未曾有の台風被害があり、実家も屋根が剥がれる等の被害に遭いました。
儀を受けてからまもなくの事でした。
停電も何日も続いて生活が一変しました。
そんな時も混乱せず、家族で協力し合い、困難を乗り越えてくれました。
とても嬉しかったですし、安心して私からも応援のエネルギーを送り続けることが出来ました。
神様に応援して頂けていることを感じ、母と共に感謝しました。
父方のご先祖様のカルマを清めた後、姪の甲状腺に腫瘍の疑いがあることがわかりました。
同時に、両親と妹との間で摩擦も起き感情的になっていた妹の対応をしていた私です。
魂の光プラクティショナー、マスタークラス、メンター養成講座で学びを継続していた私にとって、妹との時間は自分の内面を見つめる深い深いセッションの時間となりました。
自分自身を長い間愛せなかった私です。
学びを経て自身を愛せる様になった私が、今度は愛のエネルギーで妹を応援する番でした。
妹は自分を愛せなくて苦しんでいました。自分を守ろうとして必死でした。
「私を愛して欲しい、理解して欲しい」妹の心の叫びが聞こえてくるようでした。
私も妹と同じように苦しんできました。
妹は両親が大好きなのです。甘えたかったのに甘えられず大人になりました。
今からでも十分やり直しをさせてあげられる。そう思った時、妹夫婦に対して慈愛が生まれ、婿養子の家系のご先祖様に対しても、愛が私の中に生まれました。

そして、婿養子のご先祖様は私のご先祖様でもあると実感したのです。
その時、とても不思議な位、心も体が軽くなるのを感じました。
ちょうどそのタイミングで、母方の家系のお嫁さんが急死されたことも知り、ご先祖様がお待ちになっていると感じました。
もう、待ったなしで後回しには出来ません。
ずっと愛で待っていて下さっていた先生方。
感謝の気持ちと共にご神言と儀をお願いしました。
ご神言では、
母方家系のご先祖様は古代、墓守りや古墳の守りをしていた一族の末裔でした。
職は役人であるものの、死は恐れるものであり、汚れと捉える時代が続いていましたので、この時代に埋葬や死者に関わる家に嫁がせることは恐れられていました。
この為、強制的に結婚をさせられて里から離れ、孤独や恐怖に怯えて暮らし病となる者、自死する先祖、苦しむ女人や嫁が残りました。
更には、役目に縛られて個人の自由意志が働いていない。
家を継ぐことでその影響が大きく現れる。
亡くなった後継の嫁の御霊も一緒に祈り、子孫が役割から解かれるように清めよ。
ということでした。

儀をして頂いてからは大きな安心感が生まれました。
生きていれば大なり小なり色々なことが起きますが、大きな大元のご先祖様のカルマを清めると、委ねる気持ちや守られている気持ちになりますね。
家族に向き合うことは何よりも自分自身に向き合うチャンスを頂けます。
エゴで生きるのか愛で生きるのか、私達は選択出来ます。
私もご先祖様のカルマを清める経験から自分のエゴに向き合いました。
執着に気づき反省しました。
今は全ての出来事に感謝しています。
私達家族は愛となり歩き出しました。
亡くなった祖父も安心していることでしょう。
「お爺ちゃん、約束守ったよ、ありがとう。これからも見守って下さい。」
今回もご拝読 大変ありがとうございました。